パチンコ、パチスロの借金は相当ヤバイ?借金苦で返済できない時におすすめの対処法

2023.09.19
パチンコ、パチスロの借金は相当ヤバイ?借金苦で返済できない時におすすめの対処法

パチンコなどのギャンブルは借金と深い関係があると言われています。

借金を返済したいのにパチンコやパチスロがやめられない方、そのままで大丈夫ですか?

パチンコやパチスロは依存性の高い娯楽なので、一度借金をすると借金地獄に陥りやすいので注意が必要です。

そこで今回は、パチンコやパチスロによる借金を抱えた場合の対処法を紹介します。それぞれの債務整理のメリットやデメリットも紹介するので、パチンコやパチスロによる借金の悩みを抱えている人はぜひ参考にしてください。

とくに次のような悩みが尽きない方は要チェックです。

  • パチンコで借金をした人の末路ってどうなるんだろう…
  • パチンコで負けすぎて頭おかしくなるって本当?
  • パチンコで負けすぎて借金地獄…もしかしやばい?

それでは詳しく見ていきましょう。

パチンコと借金の密接な関係性とは?パチンコは依存性の高い娯楽

借金が膨れ上がる原因として多いのが「パチンコ」「パチスロ」。

パチンコやパチスロは、お店も利益を出さないと行けないため、利用者にとって有利には働かないようになっている可能性が高いはずです。

お金を使えば使うほど、損をしてしまう方もいます。またパチンコやパチスロはのめり込むとお金を使っている感覚がなくなる人が多いです。

お金を使っている感覚がなくなっている人はパチンコ依存症になっている可能性が高く、正常な判断ができなくなっているかもしれません。

普段はセーブしているのにもかかわらず、パチンコやスロットになると1万円や2万円を平気で使うようになります。

通常に比べて借金増加のペースが早まる可能性もあるので、パチンコ依存症の疑いがある場合は注意が必要です。

パチンコの借金を返済できないとどうなる?取り立てに怯え、闇金に手を出す可能性が高まる

パチンコやパチスロで作った借金が返済できないとどうなるのかを紹介します。

パチンコは依存性の高い娯楽なので、一度はまると抜けだすのが難しいです。パチンコやパチスロにのめり込めばのめり込むほど借金も増えやすくなるので、借金を返済できなくなる可能性も高まります。

催促や取り立てに追われることになる

パチンコで作った借金が返済できなくなると、催促や取り立てに追われることになります。

催促の方法は手紙や電話などさまざまですが、毎日続くと大変ストレスになるでしょう。

催促を無視し続けると一括返済を求められたり、裁判に発展する場合もあるので、連絡を放置するのが危険です。

返済が難しい場合でも無視しないようにしましょう。会社によっては、返済スケジュールの見直しや今後の対応を一緒に考えてくれる場合があります。

借入先との関係を悪化させないためにも、催促の連絡には必ず出ましょう。

弁護士や司法書士に「債務整理」の手続きを依頼すれば、受任通知を送付してもらえます。これを受け取ると債権会社は取り立てができなくなるため、督促がすぐにストップします。精神的に追い込まれているという方は、かなり楽な気持ちになれるでしょう。

遅延損害金が発生してしまう

パチンコやパチスロによる借金が返済できなくて滞納してしまうと、遅延損害金が発生します。

返済予定日の次の日から返済する日までかかるので、借金総額が膨らんでしまいます。借金返済日の前に確認の連絡が来ることもあるので、返済が難しい場合はその際に相談するのがおすすめです。

個人の信用情報への事故情報の追加。ブラックリストに登録される

パチンコやパチスロで作った借金をそのままにしていると、ブラックリストに登録される可能性があります。

ブラックリストに登録されると、クレジットカードの審査や住宅ローンなどの審査に落ちたり、スマートフォンの分割払いができなくなります。

さらに、ブラックリストに登録されると、5年~10年はローンの利用や新たな借り入れができなくなるので注意が必要です。

なお、借金を放置し続けていると財産を差し押さえられる場合もあります。車や住宅などの価値ある財産が全て差し押さえられてしまうので、借金返済に困っている場合は早めに対処しましょう。

生活や人間関係が破綻する可能性がある

パチンコやパチスロによる借金が返せなくなると、生活や人間関係も破綻してしまう可能性があります。

パチンコ依存症になると正常な判断ができなくなり、家族にも迷惑をかけかねません。パチンコに使うお金がなくなったからといって、子どもの学費や生活費にまで手を出す人もいます…。

パチンコやパチスロによる借金は法律で定められた離婚理由にはなりませんが、夫婦関係が破綻するきっかけになる場合も多いです。

借金が膨れ上がると、家族だけでなく職や住む場所を失ってしまう可能性もあるので、できるだけ早く解決したほうが良いでしょう。

闇金に手を出す可能性が高まる

パチンコやパチスロでの借金が膨れ上がってブラックリストに登録されると、ローンや新たな借り入れができなくなります。

闇金は多重債務者にもお金を貸してくれるので、最後の手段として利用する人が多いです。

しかし、一度闇金からお金を借りると、高い利息と厳しい催促に追われる生活になります。返済ができないと家や職場にまで取り立てに来ることもあるので、周囲の人にも迷惑が掛かります。

子どもへの付きまといや家への張り紙など、卑怯な手を使われるケースも多く怖いです。

軽い気持ちで闇金に手を出すと取り返しがつかなくなるので、困った場合はすぐ闇金問題に強い弁護士に相談しましょう。

パチンコ借金の解決方法は5つ!貸付自粛制度を知っておくと便利

ここからは、パチンコやパチスロによる借金が返せない場合の対処法を紹介します。

パチンコは依存性が高いので、借金の金額も高額に膨れ上がりやすいです。お金を使っている感覚がないため、気づかないうちに返済できないほどの借金を抱えていることもあります。

周りの人からの信用を失わないためにも、借金返済に困っている方は以下を参考にして早めに対処しましょう。

家計を見直して自力完済を目指す

パチンコによる借金が少額な場合は、家計を見直して自力完済を目指すのがおすすめです。

すぐにパチンコをやめるのが難しい場合は、月にいくらなら使えるのが考えましょう。また毎月の返済額から逆算し、固定費や月に必要な金額を減らせないか検討するとよいです。

もしパチンコによる借金があることを家族に伝えていない場合は、早めに家族に相談しましょう。一人で抱えているストレスがパチンコ依存やパチスロ依存につながる可能性もあります。

言いにくい話ではありますが、家族との関係を悪化させないためにも早めの対策が必要です。

なお、パチンコ依存症に陥っている場合は専門の医療機関を受診するのもおすすめです。

パチンコをしていないとイライラしたり、パチンコやパチスロによる借金が膨れ上がっていたりする場合はパチンコ依存症やパチスロ依存症の可能性が高いです。

症状がひどくならないためにも、早めに受診しましょう。

貸付自粛制度を利用する

パチンコによる借金で悩んでいる場合は、貸付自粛制度を利用するのがおすすめです。

貸付自粛制度は、申請すると対象の金融機関から5年間借り入れできなくなる制度です。借入が制限されるので、パチンコやパチスロに使うための借り入れがやめられない方に最適です。

自粛を要請すると、株式会社日本信用情報機構・全国銀行個人信用情報センター・株式会社シー・アイ・シーに加盟している金融機関からの借り入れができなくなります。

借り入れ自体ができなくなるので、多重債務に陥っていたり自転車操業で返済をしている方は活用するとよいでしょう。

おまとめローンを活用する

パチンコやパチスロによる借金が返せない場合は、おまとめローンを活用するのがおすすめです。

借金の借入先を1つにまとめて利子を減らす方法である「おまとめローン」。

借り入れ先が複数あると利子だけでも高額になるので、借金総額を減らすためにも複数借り入れがある人は検討するのがおすすめです。

また、おまとめローンを使うと複数ある借金の返済日を1日にまとめられます。ひと月に何度も返済日があると、それだけでストレスがかかるものです。

借金日が複数あると忘れやすくもなるので、シンプルにまとめて確実に返済できるようにしましょう。

低金利な会社へ乗り換える

パチンコによる借金が返せなくて困っている場合は、低金利な会社へ乗り換えも検討しましょう。

消費者金融より銀行系のカードローンの方が低金利なので、借金が返せなくて困っているなら乗り換えがおすすめです。

一般的に消費者金融の金利は年3~18%、金融機関系のカードローンの金利は2~15%です。たったの3%のように思えますが、支払いの総額で見ると3万円以上の差になります。

借金の早期返済が期待できる場合もあるため、早めのうちに対処するとよいですね。

司法書士や弁護士といった借金問題解決のプロに借金相談をし、債務整理を行う

低金利な会社へ乗り換えやおまとめローンでも手に負えない場合は、司法書士や弁護士といった専門家に相談して債務整理を行うのがおすすめです。

低金利な会社へ乗り換えやおまとめローンで減らせるのは主に金利ですが、債務整理なら利息カットだけでなく、借金元本を含めた借金自体を大幅に減額できる手続きもあります。

中にはどんなに高額な借金でもチャラにできる手続きもあるので、借金の悩みで苦しんでいる方におすすめです。

債務整理には任意整理・個人再生・自己破産の3つがあります。それぞれの手続きにメリットとデメリットがあるので、手続きをスムーズに進めるためにもあらかじめ把握しておきましょう。

債務整理について詳しく見ていきましょう。

パチンコ借金には債務整理がおすすめ!各手続きの特徴を抑えよう

ここからは、債務整理の各手続きの特徴を紹介します。

各手続きのメリット・デメリットも紹介するので、債務整理を検討している方はぜひ参考にしてください。

なお、債務整理を行う際は必ず信頼できる弁護士や司法書士に依頼しましょう。相談だけでも可能なので、まずは相談だけでも利用するのがおすすめです。

任意整理とは?借金の利息をカットできる手続き

任意整理は債務者と交渉して将来の利息のカットしてもらう手続きです。

残りの借金の原則3年で返済しなければなりませんが、手続き費用が安いので利用しやすいです。自己破産のように車や家を手放す必要もありません。

家族に内緒にしたまま手続きしやすいので、借金の事実を知られたくない人にもおすすめです。

ただ、利息部分のカットのため減額幅は少なく、「任意整理しても意味がなかった」と感じる方もいるようです。

また、債権者によっては交渉に応じてくれない場合もあるので、交渉のプロである司法書士や弁護士に依頼する方がスムーズに進むためおすすめです。

個人再生とは?借金を大幅に減額できる手続き

個人再生は、裁判所から許可をもらい、借金を5分の1に減額して残りを月々返済していく手続きです。

原則3年での分割払いになりますが、借金総額が減るので負担も大幅に減らせます。借金をかなり減らせるので、任意整理では手に負えない際に勧められる場合が多いです。

なお、個人再生の場合は、住宅ローン特則を利用すれば住宅ローンの返済をそのまま残せるため、自己破産のように自宅を失う心配がないので、家を失いたくない方にもおすすめです。

しかし、家族に秘密にしたままの手続きは難しいかもしれません、どうしても内緒にしたいという場合は、やはり弁護士や司法書士に相談に乗ってもらい力を借りた方が良いでしょう。

自己破産とは?借金をチャラにできる手続き

自己破産は、裁判所に破産の申し立てをして借金をチャラにしてもらう手続きです。

借金がゼロになるので、とても払いきれない額の借金を抱えてしまっている人におすすめです。

しかし、自己破産の場合は車や家などの高価な財産を手放さなければなりませんし、資格制限が設けられるため、資格制限に該当する職業の人は一定期間働けなくなってしまいます。

借金が0になる分、自己破産は生活に影響が色々出てきます。デメリットについてしっかりと理解してから自己破産の手続きを行う事が必要になってきます。

パチンコ借金、パチスロ借金に困ったら放置せず専門家に相談しよう!

今回は、パチンコやパチスロによる借金を抱えた場合の対処法を紹介しました。

パチンコによる借金は膨れ上がりやすいので、返済がきつくなってきた段階で早めのうちから対処しておくのがおすすめです。

司法書士事務所や弁護士事務所によっては、借金相談が無料のところもあります。

借金問題で悩んでいる場合は、ぜひ気軽に相談してみてください。そして、任意整理で利息を減らしたり、個人再生で借金元本自体を減額したり、自己破産で借金をまるまるなしにしたりできる「債務整理」で借金を根本から解決へと導く選択を早めに取ることが、あなたを借金苦から救ってくれるでしょう。